AtCoder ジャッジステータスクッキーを焼いた
何を思ったか突然 AtCoder ジャッジステータスクッキーを焼いたので手順をメモしておく。完成図はこんな感じ。オレンジはかぼちゃ味、緑は抹茶味で作製した。
そもそも AtCoder のジャッジステータスとは以下のようなもので、 AC
のほか、CE
, MLE
, TLE
, RE
, OLE
, IE
, WA
の合計 8 種類が存在する (画像は こちら より取得)。
ここでは、
AC
クッキー: 6 枚- その他: 2 枚ずつ、つまり 2 * 7 = 14 枚
の合計 20 枚を作ることとする。
用意するもの
着色やアイシング用のあれこれはスーパーよりもセリアなどの百均に揃っている印象だった。ご参考まで。
- 無塩バター 100g
- グラニュー糖 80g
- 卵黄 1個
- 薄力粉 190g
- 抹茶パウダー 6g
- 食用色素 赤 0.3g, 黄色 0.6g
- アイシングパウダー 適量
- かぼちゃパウダー 適量
- A4 クリアファイル 1 枚
- カッター
準備
今回はクッキーを焼き上げたあとアイシングで文字を書いていく方針とするが、レタリングに自信がないので型を用意しておくことにした。AtCoder のジャッジステータスに用いられているフォントが何かよく分からなかったが、比較的似ているように思われたフリーフォント Falling Sky | Font Zillion を用いた。以下は型取り用に作成した画像。黒い部分を切り取っていくが、そのままだと A の中空の部分などが消失してしまうため適当に橋をかけてある。
まず、上記画像を A4 サイズに印刷してクリアファイルに挟み、輪郭をマジックペンでなぞっていく。
黒い部分をカッターで切り取った状態。黒枠は 3 * 6 cm である。
クッキーの作製
こちらに関しては 2色のアイスボックスクッキー 作り方・レシピ | クラシル を参考にさせていただいた。ハンドミキサーが壊れていたため根性で全行程をゴムベラでやったものの、(翌日筋肉痛になったことを除けば) 問題なくできたので泡立て器やミキサーがない人でも作製は可能であると考えられる。
生地の作製
- 無塩バターは常温に戻しておく
- ボウルに無塩バターを入れ、グラニュー糖を少しずつ加え、白っぽくなるまでよく混ぜる
- 卵黄を加えさらに混ぜる
- 薄力粉をふるい入れゴムベラでさっくり混ぜる
- ポロポロになったらひとまとめにする
3:7 に分け、
- 3 の方に抹茶パウダーを加えて混ぜる
- 7 の方に食用色素 2 種、かぼちゃパウダーを加えて混ぜる
それぞれ長方形に成型してラップに包み、冷蔵庫で 30 分程休ませる
緑色に関して、筆者は抹茶パウダーの購入を怠って家にあった粉末抹茶をそのまま入れたらかなり薄くなってしまった。横着せずにちゃんとやればしっかり色が出ると考えられる (未検証)。オレンジの方は逆に妙に濃くなってしまったのでこの辺も色彩センスのある方によるアドバイスを待ちたい。
生地に文字の跡をつける
1cm 程の幅に切り、準備段階で作製した型を押し付けて跡をつける。
見づらいかもしれないが、このようにすると焼き上げた後も跡が残る。
焼く
- 180℃ に予熱したオーブンで 10 分程焼く
- アイシングパウダーに 1cc くらいの水を加え、それを割り箸の先などにつける。前節でつけた跡にそってアイシングをしていく
- 完成!
TLE と OLE だけ様子がおかしいことに気づいた方がいるかもしれないが、これは焼き時間をミスって 15 分にしてしまっていたせいである。微妙に焦げたせいで妙な悲壮感漂う TLE が完成してしまった。
反省点
- 前節でも述べたが、色がアレだったのでもっと良い調合を考えた方は教えてほしい。
- クッキーそのものの型などは取らず手で適当に整形したので大きさが不揃いになってしまった。
- 生地に跡をつけて焼き上げた後にアイシングする方針としたが、当然焼いている間に生地が膨張するので文字の変形が発生してしまう。これに関しても、よりよい方法を思いついた方はご教授願いたい。
感想
よっぽど暇で頭のおかしい人しかこんなものは作らないと思うが、仲の良い競プロ er がいる方はプレゼント用などに作ると楽しいかもしれない。追試や検証、改善など含めつくれぽやコメントしてくださったら筆者が喜びます。よろしくお願いします。