Mac で Ubuntu 18.04 をデュアルブート

諸般の事情により MacBook AirMac OSUbuntu 18.04 をデュアルブートする羽目になったので、手順や躓いたところなどをまとめておく。こんなアホなミスをする人もいるんだなあと参考程度に。

インストール

  • Ubuntu のインストール USB ディスクを作成する (https://qiita.com/kpkpkp/items/6664a1dba97198b984ec)
  • パーティションを分けて Ubuntu をインストール
    • 基本的には こちら に従えば問題ない
    • 途中、画面に表示されるはずの「インストール」ボタンが表示されず絶望的な気持ちになるが、これは解像度の問題らしく度々報告されている事象のようである。Option + Fn + F7 を押せばウィンドウを画面の枠外にはみ出して移動することができるので、下部に表示されているボタンをクリック可能になる。

Wi-fi につながらない問題

  • こちら を参照して解決。
  • 有線での接続環境がないと厳しそう。初期状態では build-essential が入っていないので、ドライバのファイルを入手してもビルドすることさえできない。
  • 一度手動 (各種パッケージファイルを USB で移動させて dpkg -i ) でなんとかしようとしたが、依存関係が死ぬほど面倒な上次回起動時に無事カーネルパニックを起こして再インストールする羽目になった。思考停止して有線 LAN adapter を購入すべき。

キーボードの設定

初期状態では日本語入力さえままならないと思われるため、以下の手順で修正する。

  • キーボード設定のベースを Apple JIS に変更
    • こちら の、他のキーボードを消すところまでの部分を実行
    • なお、この記事の手順2では入力方法を IBus に変更していたが、私の環境ではデフォルトで IBus になっていた。設定の「地域と言語」>「言語サポート」で確認が可能。
  • 英数キーの設定

    • こちら を参考に Mozc の設定画面をいじる
    • 上記記事では「設定」から Mozc の設定画面を表示できるとの記載があるが、Ubuntu 18.04 では (おそらく) そのようなものは表示されない。アプリケーション一覧から「Mozc の設定」を選択すれば記事と同じ画面が表示される。
    • 記事では「入力文字なし」のみについて設定を行っていたが、「直接入力」モードについても同様に設定しておけばほぼ Mac と同じような操作を実現できると考えられる。
  • Cmd と Ctrl の入れ替え

    • こちら を参考にTweak Tool を用いて変更するのが簡便。
    • Ubuntu 18.04 のデフォルトは GNOME なので、Ubuntu ソフトウェアかどこかから GNOME Tweaks をインストールすべし。
  • Terminal でコピペできるようにする
    • デフォルトでは shift を押さなくてはならないように設定されているが、面倒なので Ctrl + C / V でコピペをできるようにする。
    • Terminal を開いて、メニューバーから「編集」> Preferences > 「ショートカット」で編集可能。
  • F1, F2, F3…ボタンを使う時 Fn キーを押さなくていいようにする
    • こちら のベストアンサーを参考に

おまけ